研究課題/領域番号 |
24380155
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用動物科学
|
研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
奥田 潔 岡山大学, 環境生命科学研究科, 教授 (40177168)
|
連携研究者 |
作本 亮介 農業・食品産業技術総合研究機構, 農業資源生物研究所, 主任研究員 (20343999)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
18,070千円 (直接経費: 13,900千円、間接経費: 4,170千円)
2015年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2014年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2013年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2012年度: 6,890千円 (直接経費: 5,300千円、間接経費: 1,590千円)
|
キーワード | 黄体 / ウシ / 発受誘起 / PGF2a / galectin / テストステロン / 自己増幅 / 子宮 / galectic / testosterone / PGF2α / 糖鎖 / galectin-3 / 黄体退行 / アポトーシス / 卵巣 / プロスタグランジン / 細胞内シグナル |
研究成果の概要 |
卵巣・子宮間には妊娠不成立時に排卵を回帰する機構が備わる。本研究では排卵回帰の起点物質PGF2αが誘起する排卵回帰に必須の黄体消失機構を解明し、新規排卵周期制御技術開発に資する知見集積を試みた。雄性ホルモンのテストステロンや黄体細胞膜表面糖鎖に結合するgalectin-3はウシ黄体の消失する局面において発現が高く、黄体細胞死の誘導により排卵回帰を促す一方、galectin-1の黄体保護効果はその阻害物質シアル酸の発現上昇により抑制され、排卵回帰への関与が示唆された。子宮が主な産生源であるPGF2αは黄体内で自己増幅的に濃度を上げ、より確実に黄体消失を誘導する機構の要点を担う可能性が考えられた。
|