研究課題/領域番号 |
24380163
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用獣医学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
片倉 賢 北海道大学, (連合)獣医学研究科, 教授 (10130155)
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研究分担者 |
加藤 大智 北海道大学, (連合)獣医学研究科, 准教授 (00346579)
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連携研究者 |
滝口 満喜 北海道大学, (連合)獣医学研究科, 教授 (70261336)
阿戸 学 国立感染症研究所, 免疫部, 部長 (20392318)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
15,340千円 (直接経費: 11,800千円、間接経費: 3,540千円)
2014年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2013年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2012年度: 8,710千円 (直接経費: 6,700千円、間接経費: 2,010千円)
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キーワード | 内臓リーシュマニア症 / Leishmania donovani / 血清診断 / PCR診断 / 犬 / 制御性T細胞 / 病態 / バングラデシュ / 感染症 / 獣医学 / 寄生虫 / エキソソーム / 免疫 / 制御性T細胞 |
研究成果の概要 |
インド亜大陸の内臓リーシュマニア症の伝播における犬の役割は不明である。本研究では、バングラデシュの本症流行地において、犬のリーシュマニア感染調査を行い、約10%の野犬が抗体陽性あるいは末梢血のPCR陽性であることを明らかにした。次に、実験用ビーグル犬にリーシュマニア原虫を接種して解析した。その結果、臨床症状や血液性状に異常は認められず、また。PCR検査や原虫分離検査も陰性であったが、長期にわたる抗体産生が認められた。以上、Leishmania donovaniに感染した犬は、不顕性感染として原虫を保持する保虫宿主として、内臓リーシュマニ症の伝播に関与している可能性が考えられた。
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