研究課題
基盤研究(B)
本研究はGPCRに対して高い特異性を有する多価結合型リガンドに関する申請者らの研究成果を基に、分子プローブ、創薬ツールとしての発展的開発を推進した。具体的にはケモカインレセプターCXCR4(乳がん・小細胞肺がん)を標的としたイメージング・細胞診断ツールとしての実用化を行った。これまでにGPCRの多量体状態を捉えることのできるリガンドは存在しなかったが、この2価結合型リガンドの特徴を活かして、より詳細にGPCRの2量化に関連する様々な細胞機能を解明し、正常細胞とがん細胞の状態をケモカインレセプターCXCR4の発現量に応じて定量的に区別することで、これまでにない検出方法であると考えられる。
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