研究課題/領域番号 |
24390028
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
創薬化学
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
森岡 弘志 熊本大学, 大学院生命科学研究部(薬学系), 教授 (20230097)
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研究分担者 |
小田切 優樹 崇城大学, 薬学部, 教授 (80120145)
小橋川 敬博 熊本大学, 大学院生命科学研究部, 准教授 (90455600)
諏訪 喜昭 熊本大学, 薬学部, 特任助教 (50516127)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
18,200千円 (直接経費: 14,000千円、間接経費: 4,200千円)
2014年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2013年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2012年度: 9,490千円 (直接経費: 7,300千円、間接経費: 2,190千円)
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キーワード | 薬物認識 / ヒト血清アルブミン / ビリルビン / タンパク質工学 / 分子進化工学 / ファージディスプレイ / ランダム変異 / ビリルビン排泄促進剤 |
研究成果の概要 |
本研究では、HSAのBR結合サイトを含むドメインII領域に着目し、分子進化工学的な手法によって、BRに対して高親和性を示す機能性アルブミン分子の開発研究を進めた。得られた一つの変異体(F211R、R218L)は、SPR解析の結果、結合様式がtwo state reactionモデルに変化し、野生型に比べて約7倍BR結合活性の向上が見られた。BRの誘起CD測定とMOEによるモデリングの解析から、R218Lの変異により、BRが結合ポケットの奥深くに入り込み、BR結合性が増加すると考えられた。高BR血症マウスにドメインII変異体を静脈内投与したところ、血中のBR除去効果が見られた。
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