研究課題
基盤研究(B)
レプチンが視床下部腹内側核( VMH)ニューロンを通してどのようにマウスにおいて代謝調節作用を営むかを、Hyperinsulinemic-euglycemic clampと2DG法を用いて調べた。また、代表的なVMHニューロンの一つであるAd4BPニューロンをDREADD法によって選択的に活性化し、摂食量と代謝に及ぼす効果を調べた。レプチンは、骨格筋と肝臓のインスリン感受性を高め、骨格筋での糖取込を促進する一方、肝臓からの糖産生を抑制した。Ad4BPニューロンをDREADD法によって選択的に活性化することによっても、骨格筋と肝臓でのインスリン感受性を高めた。また摂食も抑制した。
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