研究課題
基盤研究(B)
本研究は、これまで研究が進められて来なかったマラリア原虫スポロゾイトのロプトリータンパク質に着目し、蚊の唾液腺侵入における機能を解析することを目的とした。RT-PCR法と免疫電子顕微鏡法によりスポロゾイトのロプトリーに局在する8分子を同定することができた。これらの分子がスポロゾイト時期特異的に発現抑制される遺伝子改変原虫を作出し、その表現型の変化を観察することによってスポロゾイトにおける機能解析を行ったところ、この内の5分子が媒介蚊の唾液腺侵入において重要な役割を果たすことが明らかになった。
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http://www.m.ehime-u.ac.jp/school/parasitology/