研究課題/領域番号 |
24390162
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
衛生学
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研究機関 | 公益財団法人放射線影響研究所 |
研究代表者 |
林 奉権 公益財団法人放射線影響研究所, 放射線生物学/分子疫学部, 副部長 (70333549)
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研究分担者 |
徳永 勝士 東京大学, 大学院医学系研究科, 教授 (40163977)
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連携研究者 |
中地 敬 公益財団法人放射線影響研究所, 顧問 (00142117)
小川 貴彦 公益財団法人放射線影響研究所, 放射線生物学/分子疫学部, 研究員 (90399626)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
17,160千円 (直接経費: 13,200千円、間接経費: 3,960千円)
2014年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2013年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
2012年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
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キーワード | ゲノム / 放射線 / 炎症 / 活性酸素 / 分子疫学 / 遺伝子多型 / 放射線感受性 / 免疫 |
研究成果の概要 |
原爆被爆者の胃がん(腸型とびまん型)、大腸がん(近位結腸がんと遠位結直腸がん)および乳がんについて放射線関連がん発生に対する遺伝的背景の影響を調べた結果、IL10遺伝子型が放射線に関連するびまん型胃がんの発生に関係するかもしれないこと、CD14とIL18遺伝子型が放射線関連遠位結直腸がんと近位結腸がんの発生、ATM遺伝子型が放射線関連乳がん発生に関連する可能性を見出した。 また、原爆被爆者の血液細胞内活性酸素(ROS)レベルに対する年齢と放射線被曝の影響を調べた結果、特にCD8+ T細胞の活性酸素レベルが年齢と被曝線量により増加しIL6R遺伝子型によって有意に異なることを見出した。
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