研究課題/領域番号 |
24390191
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器内科学
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研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
渡辺 純夫 順天堂大学, 医学部, 教授 (20138225)
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研究分担者 |
池嶋 健一 順天堂大学, 医学研究科, 准教授 (20317382)
山科 俊平 順天堂大学, 医学部, 准教授 (30338412)
今 一義 順天堂大学, 医学部, 准教授 (30398672)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
18,590千円 (直接経費: 14,300千円、間接経費: 4,290千円)
2014年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2013年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2012年度: 13,390千円 (直接経費: 10,300千円、間接経費: 3,090千円)
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キーワード | 脂肪性肝疾患 / オートファジー / リソソーム / カテプシン / 肝再生 / 慢性肝炎 |
研究成果の概要 |
近年、増加しつつある非アルコール性脂肪性肝疾患ではリソソームの蛋白発現が変化しオートファジー機能障害が誘導されることを明らかにした。この現象は動物だけでなくヒトの肝臓でも同様に生じている。オートファジー機能障害は変性蛋白蓄積や傷害オルガネラ蓄積によって細胞死を誘導するものと考えられるが、一方で、肝細胞死を抑制するスイッチや肝再生を促進させるスイッチも起動することがわかった。これらの複雑な機構は、臓器保護という側面からは生体に対し有益に作用するが、逆に遺伝子損傷細胞にも保護的に作用するため発癌を誘導する方向にも作用する可能性があると考えられた。
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