研究課題
基盤研究(B)
これまでに細胞分化、創傷治癒、炎症との関連が報告されていたプログラニュリン(PGRN)であるが、動脈硬化との関連についての直接的な報告はされていなかった。そこで我々は動脈硬化モデルマウスであるアポEノックアウトマウスとPGRNのダブルノックアウト(DKO)マウスを作成したところ、コントロールマウスと比較して動脈硬化が促進していることを見出した。他にもPGRNは様々な炎症性疾患との関連が示唆されており、動脈硬化性疾患も含め新たな治療ターゲットになりうるものと考えられる。
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Cardiovascular Research
巻: 100 号: 1 ページ: 125-133
10.1093/cvr/cvt178