研究課題/領域番号 |
24390259
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
小児科学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
張田 豊 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (10451866)
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研究分担者 |
三浦 健一郎 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (70408483)
五十嵐 隆 独立行政法人国立成育医療センター, 総長室, 総長 (70151256)
服部 成介 北里大学, 薬学部, 教授 (50143508)
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連携研究者 |
服部 元史 東京女子医科大学, 医学部, 教授 (50192274)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
17,940千円 (直接経費: 13,800千円、間接経費: 4,140千円)
2014年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2013年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
2012年度: 6,760千円 (直接経費: 5,200千円、間接経費: 1,560千円)
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キーワード | ネフローゼ症候群 / 巣状糸球体硬化症 / 糸球体上皮細胞 / 腎臓 / suPAR |
研究成果の概要 |
本研究ではネフローゼ症候群発症における循環因子の同定、および循環因子による糸球体濾過バリアーが破綻するメカニズムの解明を目指した。本研究の成果としてまず巣状糸球体硬化症発症因子として報告されたsuPARは本邦の本疾患では病因ではないことを明らかにした。また糸球体濾過バリアー構造、とくに糸球体上皮細胞スリット膜を維持する分子メカニズムおよびネフローゼ症候群患者における糸球体上皮細胞の傷害メカニズムを明らかにし、ネフローゼ症候群発症に関与する新規の循環因子候補を同定した。本研究により現在分子メカニズムが不明であるネフローゼ症候群における治療ターゲットを開発する上で重要な知見が得られた。
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