研究課題
基盤研究(B)
遺伝性発達障害には、エピゲノム機構の異常が関与する疾患が少なくない。精神活動は脳内において、このエピゲノム機構が重要な役割を演じている。MECP2の遺伝子異常は、Rett症候群(RTT)とAngelman症候群の二つの異なる疾患をもたらす。また、MECP2と15番染色体のインプリンティング領域には高い関連性が報告され、RTTとPrader-Willi症候群にも共通の病態があることが窺える。本研究では、RTTの原因遺伝子であるMeCP2の遺伝子変異による脳発達障害の発症の分子機序の解明と軽症化分子の同定とMecp2発現コントロールマウスを作成し、多角的に解析し回復治療の臨界期を解明した。
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