研究課題/領域番号 |
24390280
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
精神神経科学
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
西川 徹 東京医科歯科大学, 医歯(薬)学総合研究科, 教授 (00198441)
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連携研究者 |
車地 暁生 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 教授 (00251504)
山本 直樹 東京医科歯科大学, 医学部附属病院, 講師 (70312296)
治徳 大介 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 助教 (10613854)
上里 彰仁 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 助教 (90547449)
竹内 崇 東京医科歯科大学, 医学部附属病院, 講師 (70345289)
京野 穂集 東京医科歯科大学, 医学部附属病院, 助教 (70615658)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
18,070千円 (直接経費: 13,900千円、間接経費: 4,170千円)
2014年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2013年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2012年度: 7,800千円 (直接経費: 6,000千円、間接経費: 1,800千円)
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キーワード | グルタミン酸伝達 / NMDA受容体 / D-セリン / 難治性抑うつ状態 / NMDA受容体グリシン調節部位 / 内側前頭葉皮質 / キラルアミノ酸分析 / In vivo ダイアリシス / アミノ酸分析 / In vivoダイアリシス / ドーパミン代謝 / 行動変化 |
研究成果の概要 |
NMDA型グルタミン酸受容体遮断薬のケタミンが、難治性抑鬱状態を速効的に改善することに着目し、新規抗うつ薬の手がかりを得るため、NMDA受容体の内在性コアゴニストであるD-セリンのシグナル調節の分子細胞機構を解析した。D-セリン合成酵素のセリンラセマーゼ、細胞内外のD-セリン濃度に影響するDsm-1、亜鉛イオン等が、本受容体に直接作用する細胞外D-セリン又はグルタミン酸の濃度調節に関与することがわかり、NMDA受容体機能抑制性抗うつ薬の開発標的の可能性が示唆された。また、本受容体GRIN2Bサブユニットの遮断薬で既認可薬のイフェンプロディールの難治性抑鬱状態に対する、臨床投与試験を開始した。
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