研究課題/領域番号 |
24390296
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 独立行政法人放射線医学総合研究所 |
研究代表者 |
長谷川 純崇 独立行政法人放射線医学総合研究所, 分子イメージング研究センター, サブリーダー (60415437)
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研究分担者 |
吉井 裕 独立行政法人放射線医学総合研究所, 緊急被ばく医療研究センター, 主任研究員 (20334047)
永津 弘太郎 独立行政法人放射線医学総合研究所, 分子イメージング研究センター, 主任研究員 (30531529)
佐賀 恒夫 独立行政法人放射線医学総合研究所, 分子イメージング研究センター, プログラムリーダー (40273445)
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連携研究者 |
吉井 幸恵 独立行政法人放射線医学総合研究所, 分子イメージング研究センター, 主任研究員 (10397242)
松本 孔貴 筑波大学, 医学医療系, 助教 (70510395)
高田 真志 防衛大学校, 教授 (50291109)
平野 祥之 群馬大学, 重粒子線医学研究センター, 助教 (00423129)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
18,200千円 (直接経費: 14,000千円、間接経費: 4,200千円)
2014年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2013年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2012年度: 10,010千円 (直接経費: 7,700千円、間接経費: 2,310千円)
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キーワード | がん / 放射線治療 / 核医学 / 内用療法 / 核医学治療 / 放射線 / 癌 |
研究成果の概要 |
高い殺細胞効果を持つ放射線のα線を用いた内用療法は新たながん治療法として期待されている。本研究で治療核種として有望なα線放出核種At-211(アスタチン-211)の高効率製造法を確立した。また、At-211を胃がんで高発現しているHER2に対する特異的抗体でヒト胃がん細胞に送達させることにより、At-211がHER高発現胃がん細胞に対して顕著な殺細胞効果を示し、ヌードマウスに移植した皮下腫瘍に対しても長期にわたり抗腫瘍効果を示すことを明らかにした。これらの結果により、将来的な臨床応用を視野に入れたα線がんRI(=放射性同位元素)内用療法の生物学的基盤を確立した。
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