研究課題/領域番号 |
24390307
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科学一般
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研究機関 | 独立行政法人国立循環器病研究センター |
研究代表者 |
中谷 武嗣 独立行政法人国立循環器病研究センター, 病院, 部長 (60155752)
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研究分担者 |
山岡 哲二 国立循環器病研究センター, 研究所, 部長 (50243126)
藤里 俊哉 大阪工業大学, 工学部, 教授 (60270732)
馬原 淳 国立循環器病研究センター, 研究所, 研究員 (80416221)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
18,200千円 (直接経費: 14,000千円、間接経費: 4,200千円)
2014年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2013年度: 7,020千円 (直接経費: 5,400千円、間接経費: 1,620千円)
2012年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
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キーワード | 脱細胞組織 / 小口径血管 / ラット血管移植 / 石灰化抑制 / 開存率向上 / 内皮組織 / インテグリンα4β1 / 高開存性 / 再生医療 / インテグリンα4β1 |
研究成果の概要 |
REDV配列を複合化した脱細胞化組織に対してヒト内皮細胞を播種した結果、大きな接着効率の向上が認められた。一方、繊維芽細胞はいずれの修飾表面にも接着しなかったことからREDV修飾表面の高い選択的細胞接着性が認められた。さらにその効果をラットの下行大動脈移植術後の開存性ならびに組織再生解析により検討した。REDV修飾により移植後1か月での開存率は20%から80%へと大きく向上した。さらに、組織染色の結果、移植血管の表面に再生した内皮組織相が確認された。以上の結果より、オリゴペプチドによる修飾により血管の開存率や組織再生能を向上させる事に成功し、大きな成果を得たと考えている。
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