研究課題/領域番号 |
24390314
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
土岐 祐一郎 大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (20291445)
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研究分担者 |
瀧口 修司 大阪大学, 医学系研究科, 准教授 (00301268)
宮田 博志 大阪府立成人病センター, 消化器外科, 副部長 (80362713)
黒川 幸典 大阪大学, 医学系研究科, 助教 (10470197)
宮崎 安弘 大阪大学, 医学系研究科, 助教 (00571390)
髙田 晃宏 (高田 晃宏) 大阪市立豊中病院, 消化器外科, 医員 (60597483)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
18,330千円 (直接経費: 14,100千円、間接経費: 4,230千円)
2014年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2013年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2012年度: 7,800千円 (直接経費: 6,000千円、間接経費: 1,800千円)
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キーワード | グレリン / 抗炎症作用 / 上部消化管手術 / 支持療法 / 化学療法 / 体重減少 / 胃切除 / 食道切除 |
研究成果の概要 |
化学療法および手術における支持療法として,食道癌術前化学療法施行患者および食道癌術後早期患者に対するグレリン投与の検討を行った.前者ではグレリン投与群は非投与群と比較し、嘔気、食欲低下など副作用の軽減を認め、栄養学的指標の改善につながった。後者ではグレリン投与群においてSIRS(全身性炎症反応症候群)期間の短縮と炎症反応指標(CRP、IL-6)の上昇抑制がみられ、呼吸器合併症が有意に減少した。また、胃・食道切除後1年以上経過した症例に対するグレリン投与においても摂取カロリーと体重の増加が見られた。以上から,グレリン投与は消化器癌集学的治療における支持療法として有用であることが示された.
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