研究課題/領域番号 |
24390318
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
田中 雅夫 九州大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (30163570)
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研究分担者 |
永井 英司 九州大学, 医学研究院, 准教授 (30264021)
大塚 隆生 九州大学, 大学病院, 助教 (20372766)
江上 拓哉 九州大学, 医学研究院, 共同研究員 (40507787)
森山 大樹 九州大学, 大学病院, 助教 (70586859)
冨永 洋平 九州大学, 医学研究院, 共同研究員 (90304823)
大内田 研宙 九州大学, 大学病院, 助教 (20452708)
白羽根 健吾 九州大学, 医学研究院, 共同研究員 (10529803)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
18,200千円 (直接経費: 14,000千円、間接経費: 4,200千円)
2014年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
2013年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
2012年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
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キーワード | 膵癌 / 浸潤 / 上皮間葉移行 / 膵星細胞 / 細胞外基質 / リーディングセル / コラーゲン / 上皮間葉転換 |
研究成果の概要 |
膵癌浸潤を先導するリーディングセルを同定するために、膵癌細胞と過剰な間質増生の形成主体である膵星細胞の細胞外基質取り込み能に着目した。膵星細胞では98.5%、2種類の膵癌細胞株では14.4%、36.2%の細胞が基質を取り込んでいた。膵癌細胞に上皮間葉移行を誘導すると基質取り込み能が増加、コラーゲン結合膜蛋白の一つであるEndo180の発現抑制で基質の取り込み能が減弱することを明らかにした。膵癌細胞と膵星細胞の三次元共培養浸潤アッセイを行うと、膵癌細胞の浸潤に先立って膵星細胞がコラーゲン内を浸潤することが明らかとなり、膵癌浸潤におけるリーディングセルは膵星細胞であることが示唆された。
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