研究課題/領域番号 |
24390328
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
胸部外科学
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研究機関 | 島根大学 |
研究代表者 |
織田 禎二 島根大学, 医学部, 教授 (50448198)
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研究分担者 |
松本 健一 島根大学, 総合科学研究支援センター, 教授 (30202328)
清水 弘治 島根大学, 医学部, 助教 (70548578)
末廣 章一 島根大学, 医学部, 助教 (90596545)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
17,680千円 (直接経費: 13,600千円、間接経費: 4,080千円)
2014年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2013年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2012年度: 7,930千円 (直接経費: 6,100千円、間接経費: 1,830千円)
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キーワード | 低体温 / 心筋 / 蛋白質 / リン酸化 / 心機能 / 自律神経 / プロテオミクス / 心臓大血管外科学 / 心臓大血管外学 |
研究成果の概要 |
全身麻酔下のラットに軽度(30℃)、高度低体温(23℃)を導入して心筋蛋白リン酸化、心機能および自律神経機能の変化を解析し常温群(37℃)、復温群と比較した。心筋プロテオミクス解析により、317個のリン酸化ペプチドを同定し、このうち確度の高いリン酸化ペプチッドは27個であった。これらはミオシン-6,-7など心収縮、クレアチンキナーゼなどエネルギー産生、ヒートショックプロテインなどシャペロンに関連していた。左室収縮能解析では心拍数の減少とともに心収縮能の亢進を認めたが、これはタンパク質リン酸化の変動と対応していた。同様の機序は低体温の保護作用についても予想され、今後の重要な研究課題と考えられた。
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