研究課題/領域番号 |
24390364
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
麻酔・蘇生学
|
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
内田 寛治 東京大学, 医学部附属病院, 准教授 (60302709)
|
研究分担者 |
山田 芳嗣 東京大学, 医学部附属病院, 教授 (30166748)
今井 英明 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (70359587)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
18,200千円 (直接経費: 14,000千円、間接経費: 4,200千円)
2015年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2014年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2013年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2012年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
|
キーワード | レミフェンタニル / 脳保護 / 術後予後 / 開頭手術 / 炎症 / サイトカイン / 虚血再還流 / 白血球 / 手術侵襲 |
研究成果の概要 |
1年分の診療報酬データベースから、全身麻酔下脳動脈瘤クリッピング手術でレミフェンタニル+フェンタニル使用症例2,693例とフェンタニルのみ使用した症例1,809例を抽出したところ、レミフェンタニル使用群が有意に在院死亡が低く(odds比0.52, p<0.001)、予後を改善している可能性が考えられた。ラットの開頭侵襲モデルの検討から、レミフェンタニルは、手術侵襲に伴う白血球の動員に抑制的に働いていることが示唆された。白血球の活性に強い影響力を持つサイトカインGM-CSFの活性測定方法として、GM-CSF自己抗体の定量ELISA、臨床サンプルのGM-CSF生物活性測定法を標準化した。
|