研究課題/領域番号 |
24390390
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
小川 郁 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (00169179)
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研究分担者 |
藤岡 正人 慶應義塾大学, 医学部, 助教 (70398626)
神崎 晶 慶應義塾大学, 医学部, 講師 (50286556)
原田 竜彦 慶應義塾大学, 医学部, 客員講師 (60238186)
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研究協力者 |
エッジ アルバート ハーバード大学, 耳科喉頭科, 教授
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
18,330千円 (直接経費: 14,100千円、間接経費: 4,230千円)
2014年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2013年度: 7,020千円 (直接経費: 5,400千円、間接経費: 1,620千円)
2012年度: 7,800千円 (直接経費: 6,000千円、間接経費: 1,800千円)
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キーワード | 自己免疫性難聴 / メニエール病 / 感音難聴 / 耳科学 / トランスレーショナルリサーチ / 自己免疫 / 難聴 / 免疫学 |
研究成果の概要 |
内耳性難聴の原因のひとつに古くから自己免疫の関与が考えられており、自己抗体や標的タンパクの同定を中心に国内外で多くの基礎的・臨床的検討がされてきている。当研究では自己免疫発症の実態である免疫寛容の破綻に焦点を当て、発生工学を駆使して新規自己免疫性難聴トランスジェニックマウスモデルを樹立し解析した。CD4陽性T細胞による内耳有毛細胞に対する自己免疫は早期より難聴を呈した。3週齢より低音部の一側性変動性難聴で発症し、徐々に両側で中高音へと進行した。ほとんどの個体で高齢では前庭機能障害を発症し一連の症候はメニエール病に酷似していた。今後このマウス蝸牛の組織学的解析をさらに進め、治療標的を探索する。
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