研究課題/領域番号 |
24390394
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
眼科学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
天野 史郎 東京大学, 医学部附属病院, 教授 (80193027)
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研究分担者 |
臼井 智彦 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (80282557)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
採択後辞退 (2014年度)
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配分額 *注記 |
18,460千円 (直接経費: 14,200千円、間接経費: 4,260千円)
2014年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2013年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2012年度: 8,970千円 (直接経費: 6,900千円、間接経費: 2,070千円)
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キーワード | 角膜内皮 / 角膜実質 / 角膜再生医療 / フェムトセカンドレーザー / 培養細胞 / 再生医療 |
研究概要 |
角膜内皮および実質の再生医療においては、角膜内皮細胞の培養方法の確立が最も重要な課題の一つである。ヒト角膜内皮細胞の培養方法については、培養液にアスコルビン酸2リン酸を添加することで細胞の増殖を促進し、良好な形態の角膜内皮細胞を得ることができることがわかった。またこのアスコルビン酸2リン酸の角膜内皮細胞への効果は、アスコルビン酸2リン酸による抗酸化作用によるものではなく、アスコルビン酸2リン酸がhepatocyte growth factorの角膜内皮細胞からの分泌をオートクリンに増加させることによるものである事がわかった。 臨床において角膜実質の切開に使用されているフェムトセカンドレーザーを用いた角膜実質加工の際の、切開深度の精度や切開面の平滑さ、角膜内皮細胞への傷害について検討した。角膜内皮細胞への傷害に関しては、切開の深さを角膜内皮細胞からの残りの実質が150ミクロン、100ミクロン、70ミクロンとなるように切開を行った。切開面の平滑さについては切開の深さが100ミクロン、300ミクロン、500ミクロンとなるように切開を行った。その結果としては、切開精度や平滑さは影響を受けないが、角膜内皮から70ミクロンの深さになると角膜内皮細胞への傷害が大きくなることが分かった。 培養内皮細胞とフェムトセカンドレーザーで加工した角膜実質で作成した移植片を移植する際に使用する新しい器具の開発を行った。新しい挿入器具では薄い移植片でも、簡単な押し込み法で移植片を挿入することができ、また角膜内皮へのダメージは、これまでの挿入器具と同等でできることが分かった。
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現在までの達成度 (区分) |
理由
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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次年度の研究費の使用計画 |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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