研究課題/領域番号 |
24390395
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
眼科学
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研究機関 | 福井大学 |
研究代表者 |
稲谷 大 福井大学, 医学部, 教授 (40335245)
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研究分担者 |
高村 佳弘 福井大学, 医学部, 准教授 (00283193)
友松 威 福井大学, 医学部附属病院, 助教 (10401994)
谷原 秀信 熊本大学, 大学院生命科学研究部(医), 教授 (60217148)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
18,200千円 (直接経費: 14,000千円、間接経費: 4,200千円)
2015年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2014年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2013年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2012年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
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キーワード | 軸索流 / ミトコンドリア / 緑内障 / 二光子レーザー顕微鏡 / 網膜 / 視神経 / 神経科学 / 軸索 |
研究成果の概要 |
緑内障視神経症の進行を予測に、視神経軸索流の観察が有効かを検証するマウス実験をおこなった。神経節細胞の軸索内をミトコンドリアは順行性と逆行性に移動していた。緑内障では神経節細胞が細胞死を起こす前に、ミトコンドリアの輸送が停滞し、ミトコンドリアのない軸索領域が拡大し、ミトコンドリアのサイズも縮小した。加齢でミトコンドリアの輸送は停滞せずに、ミトコンドリアのない軸索領域が拡大しミトコンドリアのサイズも縮小したが、さらに緑内障にすると、若年よりも著しく軸索輸送が低下した。本研究で、世界で初めて生理的条件下で神経軸索輸送が動画観察し、緑内障では軸索輸送が緑内障視神経症の前に低下することを証明した。
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