研究課題/領域番号 |
24390402
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
救急医学
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
伊藤 隆史 鹿児島大学, 医歯(薬)学総合研究科, 講師 (20381171)
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研究分担者 |
丸山 征郎 鹿児島大学, 大学院医歯学総合研究科, 特任教授 (20082282)
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連携研究者 |
中原 真由美 鹿児島大学, 大学院医歯学総合研究科, 特任助教 (90707514)
川原 幸一 大阪工業大学, 工学部生命工学科, 特任教授 (10381170)
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研究協力者 |
永里 朋香 藤森工業株式会社
山田 晋吾 株式会社シノテスト
竹中 ゆかり 鹿児島大学, 大学院医歯学総合研究科
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
18,330千円 (直接経費: 14,100千円、間接経費: 4,230千円)
2014年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2013年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2012年度: 7,150千円 (直接経費: 5,500千円、間接経費: 1,650千円)
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キーワード | 敗血症性ショック / バソプレシン / HMGB1 / DAMPs / 敗血症 / ショック / 集中治療医学 / DAMPs |
研究成果の概要 |
敗血症性ショック患者では、他の原因のショック患者と比べて血漿バソプレシン値が有意に低いことが報告されており、バソプレシンの相対的欠乏状態は敗血症性ショックの主病態の一つと考えられている。しかしながら、バソプレシン欠乏に至る機序はわかっていない。今回我々は、敗血症の際に白血球や壊死細胞から放出される核内タンパク質HMGB1がバソプレシン欠乏の原因因子である可能性について報告する。エンドトキシン血症の早期には、血圧の低下とバソプレシン値の上昇を認めたが、HMGB1の血中濃度を高めると、血圧が低いにも関わらずバソプレシンが上昇しなかった。これに伴い、腎集合管ではアクアポリン2の発現が減少した。
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