研究課題/領域番号 |
24390405
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
救急医学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
堀 進悟 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (80129650)
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研究分担者 |
佐野 元昭 慶應義塾大学, 医学部, 准教授 (30265798)
鈴木 昌 慶應義塾大学, 医学部, 講師 (70265916)
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連携研究者 |
太田 成男 日本医科大学, 大学院医学研究科, 教授 (00125832)
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研究協力者 |
林田 敬 慶應義塾大学, 医学部, 助教 (20445258)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
18,850千円 (直接経費: 14,500千円、間接経費: 4,350千円)
2014年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2013年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2012年度: 11,960千円 (直接経費: 9,200千円、間接経費: 2,760千円)
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キーワード | 水素吸入療法 / 心停止蘇生後 / 分子状水素 / 心停止後症候群 / 虚血再灌流障害 / 抗酸化薬 / 酸化ストレス / 蘇生後脳症 / 脳機能不全 / 蘇生後症候群 |
研究成果の概要 |
本研究は、水素吸入療法の院外心停止蘇生後患者に臨床応用を目指したトランスレーショナルリサーチである。まず、ラット心停止蘇生後モデルを用い水素吸入の有用性の検証した。水素吸入群では、脳機能スコアおよび生存率が対照群と比較して改善した。水素吸入と低体温療法を併用することにより最も改善効果を認めた。さらに、蘇生後患者に対し水素吸入の安全性と有効性の評価を行った。事前に設定した予測しうる心停止発症後7日間以内の臨床的異常変動を観察し、副作用および臨床上の不利益をみとめなかった。対象全5例中4例が独歩退院した。今後、多施設無作為化試験により心停止後症候群患者に対する水素吸入の効果を検証する予定である。
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