研究課題/領域番号 |
24390429
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
補綴系歯学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
土谷 昌広 東北大学, 歯学研究科(研究院), 大学院非常勤講師 (60372322)
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研究分担者 |
佐々木 啓一 東北大学, 大学院歯学研究科, 教授 (30178644)
萩原 嘉廣 東北大学, 大学院医学研究科, 准教授 (90436139)
黒石 智誠 東北大学, 大学院歯学研究科, 助教 (30400261)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
16,640千円 (直接経費: 12,800千円、間接経費: 3,840千円)
2015年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2014年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2013年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2012年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
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キーワード | 筋疲労 / 顎関節症 / IL-1 / マクロファージ / 糖代謝 / 索状硬結 / 慢性筋痛 |
研究成果の概要 |
顎関節症に伴う慢性筋痛の発症メカニズムは不明な点が多い.マウス咬筋部の疲労における筋疲労におけるマクロファージ(Mφ)の動態や機能について検討した.マウスの咀嚼様運動に伴う咬筋疲労を誘導したが組織内Mφの増加は認められなかった.その一方で,Mφ欠損(リポゾーム封入クロドロネート(Clo-Lip)の静脈内投与)により咀嚼様運動持続量の有意な減少が示された.くわえて,咬筋のIL-1β発現量の低下が示され,IL-6誘導障害と糖代謝異常について確認された.本結果は,運動時のMφの筋機能維持における重要な役割を示す所見であり,疲労回復過程においてMφが必須な存在であることを示すものである.
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