研究課題/領域番号 |
24390453
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
由良 義明 大阪大学, 歯学研究科(研究院), 教授 (00136277)
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連携研究者 |
岩井 聡一 大阪大学, 歯学部附属病院, 講師 (10362675)
濱田 正和 大阪大学, 大学院歯学研究科, 助教 (80506361)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
18,460千円 (直接経費: 14,200千円、間接経費: 4,260千円)
2014年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2013年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2012年度: 9,750千円 (直接経費: 7,500千円、間接経費: 2,250千円)
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キーワード | 腫瘍融解性ウイルス療法 / 単純ヘルペスウイルス1型 / 扁平上皮癌 / 腫瘍免疫 / オートファジー / 免疫細胞 / プロテオーム解析 / 変異型ヘルペスウイルス / 樹状細胞 / 細胞傷害性T細胞 / 変異型ヘルペスウイルス 1型 / immunogenic cel death / 変異型単純ヘルペスウイルス1型 / 超音波照射 / 近交系マウス / 細胞障害性T細胞 |
研究成果の概要 |
腫瘍融解性ウイルス療法はウイルス感染によって腫瘍細胞を破壊する治療法である。腫瘍融解性単純ヘルペスウイルス1型RH2が扁平上皮癌に対して腫瘍免疫を増強する可能性について検討した。近交系マウス背部で両側性に腫瘍を形成し、一側にRH2を投与すると非投与側の腫瘍も増殖が抑制された。RH2感染によってdamage-associated molecular patterns (DAMPs)が産生された。感染細胞の培養上清には樹状細胞とT細胞を活性化する因子が認められ、プロテオーム解析でDAMPsの存在が確認された。RH2はDAMPsを介して腫瘍免疫の増強に寄与することが示唆された。
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