研究課題/領域番号 |
24390455
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
林堂 安貴 広島大学, 大学病院, 講師 (70243251)
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研究分担者 |
岡本 哲治 広島大学, 医歯薬保健学研究院, 教授 (00169153)
新谷 智章 広島大学, 病院, 助教 (90403518)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
18,070千円 (直接経費: 13,900千円、間接経費: 4,170千円)
2014年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2013年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2012年度: 8,060千円 (直接経費: 6,200千円、間接経費: 1,860千円)
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キーワード | 口腔癌 / カドヘリン / プロセシング / アンチプラスミン / 浸潤・転移 / 細胞間接着 / 増殖能 / プラスミン / 細胞遊走 |
研究成果の概要 |
α2-アンチプラスミンcDNAを組み込んだプラスミドを作製し,これを口腔扁平上皮癌細胞に導入しα2-アンチプラスミン蛋白の誘導を試みた.α2-アンチプラスミン蛋白発現が亢進により,扁平上皮癌細胞のサイクリンD1発現は抑制され,細胞増殖能と造腫瘍能も低下した.さらにα2-アンチプラスミン蛋白の誘導により,扁平上皮癌細胞の細胞質内のβカテニン発現が低下していることから,α2-アンチプラスミン誘導によるE-カドヘリンのプロセシング阻害は,Wnt/β-カテニンシグナル伝達を介した扁平上皮癌細の増殖を低下させている可能性が示唆された.
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