研究課題/領域番号 |
24390469
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会系歯学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
相田 潤 東北大学, 歯学研究科(研究院), 准教授 (80463777)
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研究分担者 |
小坂 健 東北大学, 大学院歯学研究科, 教授 (60300935)
近藤 克則 千葉大学, 予防医学センター, 教授 (20298558)
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研究協力者 |
松山 祐輔
小山 史穂子
佐藤 遊洋
竹内 研時
伊藤 奏
長谷 晃広
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
17,680千円 (直接経費: 13,600千円、間接経費: 4,080千円)
2014年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2013年度: 11,440千円 (直接経費: 8,800千円、間接経費: 2,640千円)
2012年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
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キーワード | 東日本大震災 / 健康の社会的決定要因 / 身体的健康 / 歯科口腔保健 / 社会疫学 / 口腔保健 / 心理的ストレス / 歯科保健 / ソーシャルキャピタル / 災害 / 要介護状態 / 社会的決定要因 / 要介護リスク / 転倒 / 残存歯数 / 無歯顎 / マルチレベル生存分析 / 社会的勾配 |
研究成果の概要 |
大規模災害の後には健康の社会的決定要因に変化が起こり、被災者の健康が悪化すると考えられる。しかし、精神の健康だけではなく、身体的な健康への影響を調べた研究は世界的にも少ない。そこで本研究は、東日本大震災被災地に住む高齢者を対象に、東日本大震災により生じた経済的困難や人のつながりの喪失が、健康に与える影響を明らかにすることを目的とした。解析の結果、様々な要因を考慮した上でも、震災による経済的困難がある者は歯の喪失が有意に多く、人のつながりを喪失した者はうつ傾向になる場合が有意に多かった。災害後の社会的なストレスが心身の健康を悪化させていることが明らかになった。
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