研究課題/領域番号 |
24401010
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
地域研究
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研究機関 | 東京外国語大学 |
研究代表者 |
飯塚 正人 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 教授 (90242073)
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研究分担者 |
山岸 智子 明治大学, 政治経済学部, 教授 (50272480)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
14,560千円 (直接経費: 11,200千円、間接経費: 3,360千円)
2015年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2014年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2013年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2012年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
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キーワード | イスラーム民主主義 / アラブの春 / チュニジア / イラン / エジプト / ISIL / Daish / イスラーム思想 / 国際研究者交流 / イスラーム / 民主主義 / フランス / 英国 / UAE / ナフダ / ムスリム同胞団 / 多国籍 / 宗教思想史 / 政治思想史 / イスラーム史 / アズハル |
研究成果の概要 |
2011年の「アラブの春」に始まる北アフリカ諸国の民主化過程では、イスラームの位置づけが最大の争点になると思われたことから、「イスラーム民主主義」の近現代思想史を精査する一方、今後の実現可能性に関する現地調査を行った。その結果、中東諸国における「イスラーム民主主義」の実現は、強権的な軍事政権(エジプト)やイスラーム法学者の政権(イラン)、国内政治における対立・分裂(リビア)に妨げられる一方、分裂・対立を回避する良識が働けば、世俗派への譲歩を余儀なくされるため(チュニジア)、現時点では極めて困難であることが明らかになった。また、予期せざる研究成果として、ISIL台頭の思想史的な位置づけも行った。
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