研究課題/領域番号 |
24401021
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
芸術学・芸術史・芸術一般
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研究機関 | 金沢美術工芸大学 (2014-2015) 東京藝術大学 (2012-2013) |
研究代表者 |
佐藤 一郎 金沢美術工芸大学, その他の研究科, 教授 (30143639)
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研究分担者 |
木島 隆康 東京藝術大学, 大学院美術研究科, 教授 (10345340)
工藤 晴也 東京藝術大学, 美術学部, 教授 (90323758)
秋本 貴透 東京藝術大学, 美術学部, 准教授 (60635233)
谷口 陽子 筑波大学, 人文社会系, 准教授 (40392550)
中川原 育子 名古屋大学, 文学研究科, 助教 (10262825)
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研究協力者 |
Smith Lilla Russell ベルリン・アジア美術館
Gabsch Toralf ベルリン・アジア美術館
Egel Ellen ベルリン・アジア美術館
檜山 智美 ベルリン自由大学、龍谷大学, 学術振興会特別研究員
徐 永明 亀茲研究院, 院長
張 國領 亀茲研究院, 党委書記
趙 莉 亀茲研究院, 副院長
台来提 吾布力 亀茲研究院, 副院長
苗 利輝 亀茲研究院, 亀茲文化研究中心, 主任
叶 梅 亀茲研究院, 保存研究所, 所長
郭 峰 亀茲研究院, 美術部, 所長
趙 麗婭 亀茲研究院, 三級美術師
努尓 買買提 亀茲研究院, 亀茲文化研究中心, 文博館員
楊 杰 亀茲研究院, 保存研究所, 副所長
吾布力 買買提 ウイグル自治区文化庁, 外事所, 所長
周 智波 亀茲研究院, 保存研究所, 研究員
室伏 麻衣 東京藝術大学, 大学院美術研究科, 博士課程
佐藤 道子 NHK文化センター, 講師
金 鐘馗 東京藝術大学, 大学院美術研究科, 非常勤講師
高橋 涼太 東京藝術大学, 美術学部, 教育研究助手
木下 拓也 東京藝術大学, 美術学部, 教育研究助手
加藤 広樹 東京藝術大学, 大学院美術研究科, 非常勤講師
西川 竜司 東京藝術大学, 大学院美術研究科, 非常勤講師
田上 明裕 東京藝術大学, 大学院美術研究科, 博士課程
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
18,330千円 (直接経費: 14,100千円、間接経費: 4,230千円)
2014年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2013年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
2012年度: 7,020千円 (直接経費: 5,400千円、間接経費: 1,620千円)
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キーワード | キジル石窟 / 絵画材料学 / 絵画技術学 / デジタル高精細画像 / 蛍光X線元素分析法 / 放射性炭素代測定 / 亀茲研究院 / ベルリン・アジア美術館 / 絵画技術 / 絵画材料 / 放射性炭素年代測定 / 復元模写 / アジア美術館ベルリン / 壁画 / 国際研究者交流、中国、ドイツ / 国際情報交換、中国、ドイツ / 高精細画像 / 元素分析 / シルクロード / 仏教壁画 / 国際研究者交流:中国:キジル / 石窟壁画 / 油絵具 / 自然科学的光学調査 / 媒剤 |
研究成果の概要 |
キジル石窟壁画を、高精細デジタル撮影、非破壊調査を原則に、絵画材料、絵画技術の観点から調査研究した。「亀茲研究院(代表者:趙莉)+東京芸術大学(代表者:佐藤一郎)共同プロジェクト」として協定書を取り交わし、キジル第69窟、167窟、224窟に限定して調査した。調査研究によって、石窟設計の法則、支持体、地塗り、下素描、絵具層による重層構造システム、インチジョーネ、配色の法則などを含む制作プロセスが明らかなった。また、複数の金属箔、砒素系顔料、藍、赤色色材の存在を確認した。一部の顔料については合成顔料としての可能性も提示された。第224窟では切り取られた壁画片のうち13片について原位置を同定した。
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