研究課題/領域番号 |
24402023
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
経済政策
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研究機関 | 独立行政法人日本貿易振興機構アジア経済研究所 |
研究代表者 |
伊藤 成朗 独立行政法人日本貿易振興機構アジア経済研究所, 開発研究センターミクロ経済研究グループ, グループ長 (50450482)
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研究分担者 |
アブー ションチョイ (ションチョイ アブー / ションチョイ アブ) アジア経済研究所, 在ニューヨーク海外派遣員 (40617461)
高橋 和志 上智大学, 経済学部, 准教授 (90450551)
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連携研究者 |
黒崎 卓 一橋大学, 経済研究所, 教授 (90293159)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
17,290千円 (直接経費: 13,300千円、間接経費: 3,990千円)
2015年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2014年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2013年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2012年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
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キーワード | 経済政策 / 金融論 / 貧困削減 / 債務契約 / ランダム化比較対照試験 / 企業家能力 / 実験介入 |
研究成果の概要 |
本研究は、最貧困層にマイクロファイナンス(MF)が普及しない原因として、以下をRCT(ランダム化統御試験)で実証的に検討した。1. 観察不可能な起業家精神・経営能力不足、2. 待ち時間が長い、3. 返済不能リスクが高い。 最貧困層の居住するバングラデシュ北部地域でMF事業を展開するNGOと共同で、参加者をベースライン調査後、貧困階層(最貧困、貧困)ごとにMF参加資格を村内でランダムに割り当て、4種類の債務契約を提供した。成果としては、企業家精神を要さない債務契約が参加率と結果指標に与える効果、さらに、MF全般の参加効果を計測する。うち、参加率に与える成果は査読付き雑誌に掲載が決定した。
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