研究課題/領域番号 |
24402035
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
社会学
|
研究機関 | 南山大学 |
研究代表者 |
松戸 庸子 南山大学, 外国語学部, 教授 (30183106)
|
研究分担者 |
松戸 武彦 南山大学, 総合政策学部, 教授 (10165839)
櫻井 次郎 神戸市外国語大学, 外国語学部, 准教授 (40362222)
浜本 篤史 名古屋市立大学, 大学院人間文化研究科, 准教授 (80457928)
星野 昌裕 南山大学, 総合政策学部, 教授 (00316140)
星野 昌裕 南山大学, 総合政策学部, 教授 (00316150)
|
研究協力者 |
知足 章宏 京都大学, アジア研究教育ユニット, 研究員
応 星 中国政法大学, 社会学部, 教授
李 紅勃 中国外交学院, 法学部, 准教授
李 連江 香港中文大学, 政府及公共事務学部, 教授
胡 星斗 北京理工大学, 人文社会学部, 教授
王 賜江 人民日報, 政治部, 記者
杜 斌 , フリージャーナリスト
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
17,680千円 (直接経費: 13,600千円、間接経費: 4,080千円)
2014年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2013年度: 7,280千円 (直接経費: 5,600千円、間接経費: 1,680千円)
2012年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
|
キーワード | 陳情 / 集合行動 / 甕安事件 / 社会意識 / 環境公害 / NPO / 三峡ダム / 哀訴嘆願 / 陳情の精神構造(中国) / 集合行動(貴州省甕安県) / 市場経済化と統治スタイルの分化(中国) / 社会意識アンケート調査(中国華南地方) / 請願と哀訴の社会学 / ダム建設立ち退き(御母衣ダム・三峡ダム) / 司法救済の阻害要因(中国) / 環境公害(長沙市・広東省韶関市) / 異議申し立て / 中国の政治意識アンケート調査 / 信訪/陳情 / 国際情報交換(中国、華南、重慶) / 開発事業 / 御母衣ダム / 信訪 / 意義申し立て / 突発事件 / 市民社会化 / 基層政府 / 中国少数民族問題 / ダム移転 |
研究成果の概要 |
「異議申立て」活動に関する現地調査で次の知見を得た:①集団陳情が暴動へ拡大した甕安事件の現地調査から、そのメカニズム、中国的秩序回復の図式②陳情行動を含む社会意識に関するアンケートから792票(無作為抽出)及び陳情経験者56票(有意抽出)の有効回答を入手し、社会主義的温情主義、運動性の欠落等を析出③鉱山経営に伴う環境公害に焦点を当て、環境NPOや“癌村”の基層行政組織への聴き取りを通じ、活動実態と汚染防止対策に対する末端行政府の消極性、訴訟救済の困難さを分析;④三峡ダム移民調査から立退き10年後の移民層の分化や陳情の鎮静化、陳情行動の「哀訴嘆願」の視点から日中の陳情活動の類似性を検証した。
|