研究課題
基盤研究(B)
本研究では、中国深せん市を対象として、下水再生水利用による新たな水循環の構築を目的として研究を行った。遠方からの導水と、下水再生水を貯水池へ注入し、浄水原水として利用するシナリオに関して二酸化炭素の排出量による評価を行ったところ、膜処理を用いた下水再生水の生産では、遠方からの導水よりも有利であることが分かった。オゾン処理を追加することによりエネルギー消費量は増大するものの、水質向上の効果が見込めることから、安定した水資源供給の観点からは、さらなる議論の余地があると考えられた。
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