研究課題/領域番号 |
24404008
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
環境技術・環境材料
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
西村 修 東北大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (80208214)
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研究分担者 |
野村 宗弘 東北大学, 大学院工学研究科, 助教 (70359537)
藤林 恵 東北大学, 大学院工学研究科, 助教 (70552397)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
17,680千円 (直接経費: 13,600千円、間接経費: 4,080千円)
2014年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
2013年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2012年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
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キーワード | 底質 / 藍藻 / 高等植物 / 有機物起源 / 脂肪酸 / 安定同位体比 / 太湖 / 同位体比 / 食物連鎖 / 流動 / 底質有機炭素 / アオコ / 底質有機炭素含有率 / 閉鎖性水域 |
研究成果の概要 |
中国江蘇省にある浅い冨栄養化湖沼である太湖において、底質形成機構を明らかにするために、底質有機炭素の起源と底生動物の有機物利用の実態を脂肪酸や炭素安定同位体比を用いて調査した。その結果、太湖の懸濁物質には藍藻に由来する脂肪酸が多く存在していたが、底質からは季節や場所によらず高等植物に由来する脂肪酸が最も多く検出され、高等植物に由来する有機物が底質に蓄積していることが明らかとなった。底生動物の同化餌源を調べた結果、主に藍藻を摂食・同化する一方で,高等植物の餌利用の割合は小さかった.底生動物による藍藻の選択的餌利用が底質に高等植物が蓄積している一因と考えられた.
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