研究課題/領域番号 |
24404018
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
土木環境システム
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研究機関 | 東北学院大学 |
研究代表者 |
遠藤 銀朗 東北学院大学, 工学部, 教授 (80194033)
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研究分担者 |
宮内 啓介 東北学院大学, 工学部, 教授 (20324014)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
16,900千円 (直接経費: 13,000千円、間接経費: 3,900千円)
2015年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2014年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2013年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2012年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
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キーワード | 東南アジア / 地下水ヒ素汚染 / 低コストヒ素除去技術 / ヒ素高蓄積植物 / 水耕栽培によるヒ素除去 / ヒ素・鉄微生物酸化処理 / 水耕栽培処理 / 微生物・植物統合ヒ素除去システム開発 / ベトナム / ヒ素による地下水汚染 / 微生物によるヒ素酸化 / ファイトレメディエーション / 土壌ヒ素汚染 / Pteris vittata / 微生物学的ヒ素酸化 / ヒ素による水質汚染 / 健康障害 / 水耕栽培 |
研究成果の概要 |
本研究で行った現地調査により、特にメコンデルタにおける地下水ヒ素汚染の深刻さが明らかになった。また、ヒ素汚染地下水を汲み上げて使用することにより土壌ヒ素汚染が進行していることも明らかになった。この地下水中のヒ素の約8割が亜ヒ酸イオンとして溶存していることから、微生物によるヒ酸への酸化処理を行った後に現地自生のヒ酸高吸収植物であるモエジマシダを水耕栽培して除去することによって、ヒ素汚染地下水を飲用水に利用できるまでに浄化可能であることが知られた。本研究で開発した地下水のヒ素浄化方法は、薬剤を使用しない安価な方法であることから、東南アジア途上国の現地経済状況に適合可能な方法であると考えられた。
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