研究課題
基盤研究(B)
環太平洋のアマモ場の生態系機能と生態系サービスの地域変異性を生み出す要因を解明することを目的に、日本産マガキの養殖のために日本から多くの種が移入している北米西海岸のアマモ場を対象に調査・解析を行った。その結果、移入種よりもマガキ養殖そのものがアマモの生態系機能と生態系サービスの変化を生じさせている傾向が確認された。マガキは本来の生息地である日本周辺海域ではアマモ場に隣接してカキ礁を形成することが多く、アマモ場と物質循環面で相互作用していたことが知られている。本結果は、マガキが移入先の北米西海岸でもアマモ場との相互作用を形成している可能性を示唆している。
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