研究課題/領域番号 |
24405013
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
生物多様性・分類
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
鈴木 仁 北海道大学, 地球環境科学研究科(研究院), 教授 (40179239)
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研究分担者 |
佐藤 淳 (佐藤 惇) 福山大学, 生命工学部, 准教授 (80399162)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
16,250千円 (直接経費: 12,500千円、間接経費: 3,750千円)
2015年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2014年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2013年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2012年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
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キーワード | ハツカネズミ / ヒト随伴動物 / 選択的スイープ / 自然選択 / 毛色関連遺伝子 / ハプロタイプ構造解析 / アジア農耕史 / 二次的接触 / 環境適応 / 毛色多型 / 先史時代人類農耕史 / ミトコンドリアDNA / Mc1r / Asip / 系統地理学 / 人為的拡散 / 選択的一掃 / 日本列島 / 系統地理 / 毛色変異 / 野生ハツカネズミ / 味覚受容体遺伝子 / 局所適応 / ミトコンドリアDNA / 日本人の起源 / 有史以前農業の展開 / cytochrome b gene / control region |
研究成果の概要 |
私たちはハツカネズミ(Mus musculus)の進化史理解のため、第8染色体上の毛色関連遺伝子Mc1rを含む近隣7遺伝子のハプロタイプ構造の解析を行った。その結果、3亜種グループの中東・インドにおける自然分布域を特定するとともに、インド亜大陸内の亜種castaneusが空間的に2系統存在することを明らかにした。また、歴史的放散前に亜種内、亜種間の遺伝的交流が存在したことも判明した。さらに。この遺伝子領域のうち、Mc1rにおいて塩基多様性のレベルの著しい低下があり、選択的スイープ現象の存在が示唆され、Mc1r遺伝子への自然淘汰の関与があったと考えられた。
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