研究課題/領域番号 |
24405039
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
農業土木学・農村計画学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
山本 忠男 北海道大学, (連合)農学研究科(研究院), 講師 (00312398)
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研究分担者 |
清水 克之 鳥取大学, 農学部, 講師 (10414476)
久米 崇 愛媛大学, 農学部, 准教授 (80390714)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
18,980千円 (直接経費: 14,600千円、間接経費: 4,380千円)
2014年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2013年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
2012年度: 7,540千円 (直接経費: 5,800千円、間接経費: 1,740千円)
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キーワード | 地下水 / 灌漑 / 塩類集積 / 乾燥地 / 水利用 / 土壌物理 / 国際情報交換 / 農業水利 / タリム盆地 |
研究成果の概要 |
本研究では,乾燥地における土壌の塩性化を予防しつつ持続的灌漑農業を確立するための水土利用について検討をした。中国・トルファン地区を対象に農業用水利用の把握と圃場の塩性化と灌漑との関係について調査をおこなった。 その結果,農業水利においては近年導入された住民参加型水管理が効果的であることを確認した。さらに井戸の普及と地下水利用がカレーズの流量に影響を与えることを明らかとした。また,井戸水の水質は深さや位置によって異なることも確認できた。圃場の塩性化の原因としては,ドリップ灌漑が導入されたため,リーチングに必要な水量が得られず,塩類が表層から60cm程度の間を移動していると推察された。
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