発展途上国に対する口唇口蓋裂医療援助活動の効果を評価する指標

• 研究課題/領域番号: 24406036
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 一部基金
• 応募区分: 海外学術
• 研究分野: 社会系歯学
• 研究機関: 愛知学院大学
• 研究代表者: 南 克浩 愛知学院大学, 歯学部, 講師 (70346162)
• 研究分担者: 井村 英人 愛知学院大学, 歯学部, 助教 (10513187)
• 研究期間 (年度): 2012-04-01 – 2015-03-31
• 研究課題ステータス: 完了 (2014年度)
• 配分額: 15,990千円 (直接経費: 12,300千円、間接経費: 3,690千円); 2014年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円); 2013年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2012年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
• キーワード: 口唇口蓋裂 / 医療援助 / 発展途上国 / 活動評価 / ベトナム / 発展途上国」 / 援助活動評価

研究成果の概要

われわれは1998年からベトナムニンビン省において口唇口蓋裂医療援助と治療実態の調査を行ってきたので、この経験をもとに医療援助活動与える効果の評価を試みた。これまで15回の活動で460名の患者を登録、748名の患者を診察し、482例の手術を現地スタッフの教育を行いながら施行した。この活動により患者及び家族、医療関係者に一貫治療体系とその必要性を理解させ、現地スタッフのみで手術ができるようになりつつある。また適切な時期に治療が行えるようになり、治療結果も改善してきている。

研究成果

• [雑誌論文] 声門下気道狭窄を認めた口唇顎裂患者の1例 (2014)
  • 著者名/発表者名: 井村 英人, 新美 照幸, 藤原 久美子, 南 克浩, 古川 博雄, 加藤 大貴, 森 明弘, 大野 磨弥, 原田 純, 夏目 長門
  • 雑誌名: 日本口蓋裂学会雑誌 巻: 39 ページ: 41-45
  • NAID: 130004567688
  • 査読あり
• [雑誌論文] Beckwith-Wiedemann症候群の臨床的研究 インプリント遺伝子解析と臨床経過を中心として (2014)
  • 著者名/発表者名: 加藤 大貴, 井村 英人, 東元 健, 八木 ひとみ, 芝崎 龍典, 古川 博雄, 新美 照幸, 藤原 久美子, 鈴木 聡, 外山 佳孝, 南 克浩, 井上 知佐子, 早川 統子, 副島 英伸, 夏目 長門
  • 雑誌名: 日本口蓋裂学会雑誌 巻: 39 ページ: 21-27
  • NAID: 130004567685
  • 査読あり
• [雑誌論文] Does Skeletal Surgery for Asymmetric Mandibular Prognathism Influence the Soft Tissue Contour and Thickness? (2014)
  • 著者名/発表者名: Lee ST, Mori Y, Minami K, An CH, Park JW, Kwon TG
  • 雑誌名: J Oral Maxillofac Surg 巻: 71 ページ: 1577-1587
  • 査読あり
• [雑誌論文] 細菌カウンタの臨床応用とモニタリング調査 (2014)
  • 著者名/発表者名: 井村英人、根岸明秀、森 良之、古賀陽子、宮田 勝、宮浦朗子、堤 寛、木下輝美、柳澤繁孝、大田奈央、糸田昌隆、外山佳孝、菊池一江、村松真澄、大西徹郎、横尾 聡、夏目長門
  • 雑誌名: 日本口腔ケア学会雑誌 巻: 9 ページ: 91-96
  • NAID: 40020473140
  • 査読あり
• [雑誌論文] Beckwith-Wiedemann症候群の臨床的研究 ―印プリント遺伝子解析と臨床経過を中心として― (2014)
  • 著者名/発表者名: 加藤大貴，井村英人，東本 健，八木ひとみ，芝崎龍典，古川博雄，新美照幸，藤原久美子，鈴木 聡，外山佳孝，南 克浩，井上知佐子，早川統子，副島英伸，夏目長門
  • 雑誌名: 日本口蓋裂学会雑誌 巻: 39 ページ: 21-27
  • 査読あり
• [雑誌論文] Does skeletal surgery for asymmetric mandibular prognathism in fluence the soft tissue contour and thickness ? (2013)
  • 著者名/発表者名: ST Lee, Y Mori, K Minami, CH An, JW Park, TG Kwon
  • 雑誌名: Journal of oral and maxillofacial surgery 巻: (In press) 号: 1 ページ: 56-61
  • DOI: 10.1016/j.joms.2012.04.008
  • 査読あり
• [雑誌論文] 先天性側方上唇瘻孔と鼻瘻孔が合併した右側口唇顎裂の1例 (2012)
  • 著者名/発表者名: 加藤大貴, 藤原久美子, 古川博雄, 新美照幸, 外山佳孝, 長瀬好和, 麻生昌邦, 井村英人, 南克浩, 大野磨弥, 夏目長門
  • 雑誌名: 日本口蓋裂学会雑誌 巻: 44 ページ: 44-48
  • NAID: 10030795273
  • 査読あり
• [雑誌論文] 乳臼歯の根尖病巣が原因と考えられる慢性下顎骨骨髄炎(Garre骨髄炎)の1例 (2012)
  • 著者名/発表者名: 井村英人, 南克浩, 久保勝俊, 古川博雄, 前田初彦, 夏目長門
  • 雑誌名: 日本口腔外科学会雑誌 巻: 58 ページ: 77-81
  • NAID: 10030273449
  • 査読あり
• [学会発表] Long Term Results of Dental Implant for the Patients with Cleft Lip and/or Palate (2014)
  • 著者名/発表者名: K MINAMI, H IMURA, T NIIMI, T SUGAHARA, N NATSUME
  • 学会等名: 22th Congress of the European Assosiation of Cranio-Maxillo-Facial Surgery
  • 発表場所: プラハ
  • 年月日: 2014-09-23 – 2014-09-26
• [学会発表] 口唇口蓋裂を伴ったMoebius症候群の1例 (2014)
  • 著者名/発表者名: 森明弘,井村英人,古川博雄,井上知佐子,新美照幸,南克浩,加藤大貴,大野磨弥,中原晋一,山内楓子,鈴木聡,夏目長門
  • 学会等名: 第54回日本先天異常学会学術集会
  • 発表場所: 横浜
  • 年月日: 2014-07-26 – 2014-07-27
• [学会発表] 言語聴覚士による構音評価を行った顎顔面補綴治療の一例 (2014)
  • 著者名/発表者名: 井上知佐子,吉岡文,尾澤昌悟,南克浩,大野芳弘,夏目長門,中村好徳,田中貴信
  • 学会等名: 第31回日本額顔面補綴学会総会・学術大会
  • 発表場所: 仙台
  • 年月日: 2014-06-20 – 2014-06-21
• [学会発表] 口唇・口蓋裂患者に関する疫学的研究第58報：口唇口蓋裂患者1843例中の口蓋裂家族内発現率 (2014)
  • 著者名/発表者名: 夏目長門,加藤大貴,大野磨弥,森明弘,長瀬好和,石川拓,秋山芳夫,菅原利夫.井村英人,早川統子.南克浩,河合幹
  • 学会等名: 第38回日本口蓋裂学会総会・学術大会
  • 発表場所: 札幌
  • 年月日: 2014-05-29 – 2014-05-30
• [学会発表] Opitz症候群の1例 (2014)
  • 著者名/発表者名: 古川博雄,加藤大貴,新美照幸,南克浩,井村英人,石川拓,外山佳孝,芝崎龍典,長瀬好和,松川良平,森明弘,大野磨弥,早川統子,牧野日和,井上知佐子,森智子,岩田睦代,相原喜子,夏目長門
  • 学会等名: 第38回日本口蓋裂学会総会・学術大会
  • 発表場所: 札幌
  • 年月日: 2014-05-29 – 2014-05-30
• [学会発表] 口唇・口蓋裂患者に関する疫学的研究(第56報) 東海地区における2012年の本症患者出生調査報告 (2014)
  • 著者名/発表者名: 井村 英人, 藤原 久美子, 吉田 和加, 加藤 大貴, 鈴木 聡, 古川 博雄, 南 克浩, 新美 照幸, 森 明弘, 夏目 長門
  • 学会等名: 第38回日本口蓋裂学会総会・学術大会
  • 発表場所: 札幌
  • 年月日: 2014-05-29 – 2014-05-30
• [学会発表] 口唇・口蓋裂患者に関する疫学的研究(第57報) 東海地区における2012年の先天異常中の口唇口蓋裂の発現比率 (2014)
  • 著者名/発表者名: 井村 英人, 藤原 久美子, 吉田 和加, 加藤 大貴, 鈴木 聡, 古川 博雄, 南 克浩, 新美 照幸, 森 明弘, 大野 磨弥, 夏目 長門
  • 学会等名: 第38回日本口蓋裂学会総会・学術大会
  • 発表場所: 札幌
  • 年月日: 2014-05-29 – 2014-05-30
• [学会発表] 中枢性無呼吸を呈したRobin sequense患者の1例 (2014)
  • 著者名/発表者名: 井村 英人，南 克浩, 新美 照幸, 加藤 大貴, 夏目 長門, 佐藤 孝至, 原田 純
  • 学会等名: 第38回日本口蓋裂学会総会・学術大会
  • 発表場所: 札幌
  • 年月日: 2014-05-29 – 2014-05-30
• [学会発表] 口蓋形成後の口蓋裂発生メカニズム MEOX2に着目して (2014)
  • 著者名/発表者名: 井村 英人, 鈴木 聡, 大野 磨弥, 森 明弘, 山田 朋弘, 森 悦秀, 菅原 利夫, 夏目 長門
  • 学会等名: 第38回日本口蓋裂学会総会・学術大会
  • 発表場所: 札幌
  • 年月日: 2014-05-29 – 2014-05-30
• [学会発表] インプラントは口唇口蓋裂患者の欠損補綴に有用か (2013)
  • 著者名/発表者名: 南 克浩
  • 学会等名: 第58回日本口腔外科学会総会・学術集会
  • 発表場所: 福岡
• [学会発表] Our Experience of Medical Aid Project for Patients with Cleft Lip and/or Palate in Ninh Binh Province, Vietnam (2013)
  • 著者名/発表者名: 南 克浩
  • 学会等名: 12th International Congress on Cleft Lip/Palate and Related Craniofacial Anomalies
  • 発表場所: Orland USA
• [学会発表] ベトナムニンビン省における口唇口蓋裂医療援助の経験 (2012)
  • 著者名/発表者名: 南克浩、森悦秀、菅原利夫、夏目長門
  • 学会等名: 第24回小児口腔外科学会総会
  • 発表場所: 名古屋
  • 年月日: 2012-11-24
• [学会発表] 口唇口蓋裂患者に対するインプラント治療 (2012)
  • 著者名/発表者名: 南克浩
  • 学会等名: 第57回 日本口腔外科学会総会
  • 発表場所: 横浜
  • 年月日: 2012-10-20
• [学会発表] Application of Dental Implant for the Patients with Cleft Lip and/or Palate. (2012)
  • 著者名/発表者名: K MINAMI, H IMURA, MONO, A MORI, T NIIMI, K FUJIWARA, T SUGAHARA, N NATSUME.
  • 学会等名: XXI Congress of the European Assosiation of Cranio -Maxillo- Facial Surgery
  • 発表場所: Dubrovnik Croatia
• [学会発表] Experience of medical aid project for cleft lip and palate patients in Ninh Binh Province, Vietnam. (2012)
  • 著者名/発表者名: K MINAMI, Y MORI, H IMURA, T SUGAHARA, N NATSUME
  • 学会等名: XXI Congress of the European Assosiation of Cranio -Maxillo- Facial Surgery
  • 発表場所: Dubrovnik Croatia
• [学会発表] 口唇口蓋裂患者における上顎骨延長術
  • 著者名/発表者名: 南 克浩
  • 学会等名: 第58回日本口腔外科学会総会・学術集会
  • 発表場所: 福岡
  • 招待講演
• [学会発表] Our Experience of Maxillary Distraction Osteogenesis in CLP patients
  • 著者名/発表者名: 南 克浩
  • 学会等名: International symposium on “Current research in management of bone disease”.
  • 発表場所: Daegu, Korea
  • 招待講演
• [図書] 今日の治療指針「口腔乾燥症」 (2014)
  • 著者名/発表者名: 井村英人
  • 総ページ数: 2
  • 出版者: 医学書院