研究課題/領域番号 |
24500161
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
メディア情報学・データベース
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研究機関 | 函館短期大学 |
研究代表者 |
植月 美希 函館短期大学, その他部局等, 准教授 (70431781)
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研究分担者 |
安藤 英由樹 大阪大学, 大学院情報科学研究科, 准教授 (70447035)
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連携研究者 |
渡邊 淳司 日本電信電話株式会社NTT コミュニケーション科学基礎研究所, 人間情報研究部, 主任研究員 (40500898)
丸谷 和史 日本電信電話株式会社NTT コミュニケーション科学基礎研究所, 人間情報研究部, 主任研究員 (20626634)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | ヒューマンインターフェイス / デジタル文章表示 / 感性的評価 / 文章理解 |
研究成果の概要 |
本研究では、心理学的実験手法を使用して、動的文章表示が文章の印象に影響することを明らかにした。この傾向は、論説タイプの文よりも小説タイプの文で顕著に見られた。具体的には、動的文章表示では、5~6文字/秒の速度で文章を表示したときに読みやすく、かつ、豊かな印象を生じさせることが示された。この速度は、静止した文章を読む際の音読速度やなぞり読み速度と一致している。 このように、動的な文章表示は、従来の紙やディスプレイによる静的文章表示と異なり、適切な時間パラメータを設定することで、読み手の読みのモードを変え、より注意深く読ませ、我々の読みをより豊かにすることが示された。
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