研究課題/領域番号 |
24500236
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
知覚情報処理・知能ロボティクス
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
金子 寛彦 東京工業大学, 総合理工学研究科(研究院), 准教授 (60323804)
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研究分担者 |
和田 佳郎 奈良県立医科大学, 医学部, 特任講師 (80240810)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | 垂直視差 / 頭部運動 / 眼球運動 / 空間認識 / 視方向 / 行動 / 頭部傾斜感覚 / 空間知覚 / 奥行き運動 / 身体動揺 |
研究成果の概要 |
本研究では,両眼視差とその時間的変化が,ヒトの身体運動制御に果たす役割を明らかにすることを目的とし,特に広い視野中の垂直方向の視差の分布と水平方向の頭部運動との関係について実験的に調べた. その結果,視覚対象へ頭部を向ける課題において,対象周囲の静的な垂直視差が影響を持つことが明らかになった.また,視覚対象に頭部方向を保つ課題において,動的な垂直視差変化が無意識的な頭部運動を誘発する被験者も見られたが,ほとんどの被験者では垂直視差による頭部運動への影響は見られなかった.以上の結果は,垂直視差が運動制御に何かしらの影響を持つと考えられるものの,その量や質には大きな個人差が存在することを示す.
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