研究課題/領域番号 |
24500322
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
認知科学
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
牛谷 智一 千葉大学, 文学部, 准教授 (20400806)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 比較認知 / 種間比較 / 主観的輪郭 / 明るさの充填 / カニッツァ錯視 / プライミング / 視覚的注意 / オブジェクト内利得 / 錯視 / ハト / 条件性弁別課題 / 視覚探索課題 |
研究成果の概要 |
ハトもヒトと同様にカニッツァ錯視を知覚し,明るさを充填しているか明るさの弁別課題を用いて検討した。その結果,ハトはカニッツァ図形の検査野をヒトとは異なり暗く知覚していることが示された。また,ハトが錯視的な輪郭を知覚するか視覚探索課題を用いて検討した。先行呈示された錯視図形の形状とターゲットの形状が一致していた場合,反応時間が短くなるか調べたところ,実輪郭図形によるプライミング効果自体が見られたセッションに限ってカニッツァ図形による実輪郭図形探索の促進効果が見られた。ハトは,カニッツァ錯視を知覚するが,ヒトとは明るさの充填の点においてヒトとは異なっていた。
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