研究課題/領域番号 |
24500324
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
認知科学
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研究機関 | 沼津工業高等専門学校 |
研究代表者 |
宮下 真信 沼津工業高等専門学校, 制御情報工学科, 教授 (20443038)
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研究分担者 |
田中 繁 電気通信大学, 脳科学ライフサポートセンター, 特任教授 (70281706)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
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キーワード | 一次視覚野 / 方位マップ / 単純型細胞 / 自己組織化 / 視覚経験 / デコーディング / 方位選択性 / げっ歯類動物 / salt&pepper / 興奮性結合 / 視知覚 / 第一次視覚野 / 神経デコーディング |
研究成果の概要 |
生後の発達期に単一方位の視覚入力のみを与えてネコを育てると経験した方位に応答する細胞が優位に増加する方位の過剰表現が起こることが知られている。こうした過剰表現が起きた動物では、経験した方位以外の方位刺激をどのように捉えているのかが疑問となっていた。この問題に理論的に応えるために、網膜に入力された視覚像を再現するデコーディングモデルを構築し、自己組織化モデルで得られた方位マップに適用した。正常飼育の場合は、入力像とデコード像との類似度(SI)は、細胞の方位選択性が鋭敏になるに伴い大きくなり、縦縞の視覚経験の場合は、水平方向の入力のSIの値は垂直方向よりも低いが、予想よりも良く再構成されていた。
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