研究課題
基盤研究(C)
本研究は、鯨類のもつ協調的な社会的知性の進化的基盤を探ることを目的としている。研究は野生個体および飼育個体を対象として、自然的観察法、実験的観察法、実験的分析法を用いて行われた。その結果、社会構造と協力行動の関係、ものを伴う遊びと協同捕食、食物分配の関係、互恵性と自発的な向社会行動の関係、協力行動時の鳴音の役割について新たな知見を得ることができた。今後も引き続き複数の種で研究を行い、社会システムと協力行動との関係を比較検討していくことが望まれる。
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東海大学海洋研究所研究報告
巻: 37 ページ: 1-6
自然保護助成基金成果報告書
巻: 23 ページ: 93-106
哺乳類科学
巻: 54 ページ: 103-106
130004889042
視聴覚教育
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http://www.tokiwa.ac.jp/~fnakahar/