研究課題
基盤研究(C)
本研究では因果関係が知覚認知に及ぼす影響について検討を行った.因果関係が様々な知覚に影響を及ぼすことを示すため,奥行き知覚,時間順序知覚,同時性知覚についての実験を行い,それぞれの知覚において因果関係が影響を及ぼすことが示唆された.また,内省報告の結果や,因果関係の教示後の知覚変容も含めて検討したところ,意識されないが知覚に影響を及ぼす因果関係と,推論としての因果関係が別であることが示唆された.これは先行研究における直接因果が知覚される過程の存在を支持するものであった.
すべて 2015 2014 その他
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件、 オープンアクセス 2件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (4件) (うち国際学会 1件)
Frontiers in Psychology
巻: 6 ページ: 1302-1302
10.3389/fpsyg.2015.01302
PLOS ONE
巻: 9(9) 号: 9 ページ: e106633-e106633
10.1371/journal.pone.0106633