研究課題/領域番号 |
24500356
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
統計科学
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研究機関 | 統計数理研究所 |
研究代表者 |
栗木 哲 統計数理研究所, 数理・推論研究系, 教授 (90195545)
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連携研究者 |
高橋 邦彦 名古屋大学, 大学院・医学系研究科, 准教授 (50323259)
原 尚幸 同志社大学, 文化情報学部, 准教授 (40312988)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 空間疫学 / 多重性調整 / マルコフ性 / コーダルグラフ / スキャン統計量 / 多重比較 / 脳画像データ / ガウス確率場 / ジャンクション木 |
研究成果の概要 |
時間的,空間的相関構造を持った確率変数の組からマルコフ性を抽出することによって,時空間スキャン統計量の多重性調整p値の高速計算法を確立した.また空間疫学の疾病集積クラスターの同定問題へ応用した.いくつかのデータ解析を通して手法の有効性を確認した.提案手法の考え方は,(i) 空間情報,すなわち地理上の隣接関係を点と無向辺からなるグラフで記述し,(ii) そのコーダル化によってマルコフ性を抽出し,(iii) マルコフ構造を用いた階層的逐次数値積分を用いて多重性調整p値を計算する,というものである.また2016年10月29日 (土) 統計数理研究所にて研究集会『応用統計学のひろがり』を主催した.
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