研究課題
基盤研究(C)
ATBF1(AT-motif binding factor1)がアルツハイマー病(AD)脳の神経細胞質において顕著に発現が上昇していることを発見した。また、ATBF1はAPP細胞質の681-690ドメイン部分と結合することでAPPを安定化させ、Aβ産生を増加させることが分かった。しかし、ATBF1の過剰発現はADの分子病態に関連する分子群(α及びβ、γセクレターゼ)の発現には影響しなかった。HEK293-APP細胞にATBF1をノックダウンさせるとAPP及び可溶性APP、Aβ量が有意的に減少した。ATBF1はAPP結合蛋白質であり、AD治療ターゲットの可能性があることが示唆された。
すべて 2015 2014 2013
すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 6件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (13件)
J Alzheimers Dis
巻: 43 号: 4 ページ: 1215-1228
10.3233/jad-141692
巻: 43 号: 1 ページ: 243-257
10.3233/jad-140612
Gerodontology
巻: in press 号: 3 ページ: 308-14
10.1111/ger.12153
J Neurosci. Res
巻: 92 号: 11 ページ: 1499-1508
10.1002/jnr.23434
Transl Stroke Res
巻: 4(2) 号: 2 ページ: 149-157
10.1007/s12975-012-0250-1
Behav Brain Res.
巻: 252(1) ページ: 318-325
10.1016/j.bbr.2013.06.015