研究課題
基盤研究(C)
脳室周囲器官は、一般的な脳の血管系と異なり内皮細胞のタイトジャンクションを欠くので血液脳関門が存在せず、高い血管透過性がある。本研究においては、血液脳関門を欠く理由が、血管新生や神経新生による血管系と周囲実質組織の未熟性に起因しているが明らかになった。また、血液脳関門に代わりうるバリアーとして血管基定膜やGFAP陽性神経幹細胞が働いていることも分かった。血液由来分子の受容機構としてTRPV1やTLR4が、GFAP陽性神経幹細胞に発現し、情報を神経細胞へ伝えていることも判明した。以上、脳室周囲器官は血管や神経新生を活発に行っているダイナミックな脳部位であることが証明された。
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すべて 雑誌論文 (19件) (うち査読あり 19件、 謝辞記載あり 2件、 オープンアクセス 4件) 学会発表 (17件) 備考 (4件)
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