研究課題/領域番号 |
24500434
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
神経化学・神経薬理学
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研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
藤井 聡 山形大学, 医学部, 教授 (80173384)
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研究分担者 |
山崎 良彦 山形大学, 医学部, 准教授 (10361247)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2012年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | adenosine / synaptic plasticity / LTP / LTD / hippocampus / NMDA receptors / adenosine A1 receptors / frequency / depotentiation / NMDA receptor / adenosine A1 receptor / astroglia / interneuron / CA1 / シナプス可塑性 / アデノシン受容体 / 海馬 |
研究成果の概要 |
海馬CA1シナプス可塑性誘導への内因性adenosine関与について以下の結論を得た。 (1)adenosine A1受容体を介して抑制性介在ニューロンを抑制する。(2)興奮性シナプスで神経伝達物質の放出を抑制する。(3)高頻度バースト刺激時には、CA1錐体細胞の脱分極を促進してLTP誘導を促進する。(4)1Hz刺激では発数に応じてLTPとLTDが誘導される。LTP誘導にはNMDA受容体とA1受容体が関与し、LTD誘導にはNMDA受容体、IP3受容体、A1受容体が関与する。(5)5-10Hzの入力刺激でLTPが誘導され、NMDA受容体、PKC、A1受容体が関与する。
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