研究課題/領域番号 |
24500449
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
神経化学・神経薬理学
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研究機関 | 東京薬科大学 |
研究代表者 |
馬場 広子 東京薬科大学, 薬学部, 教授 (40271499)
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連携研究者 |
山口 宜秀 東京薬科大学, 薬学部, 准教授 (50311832)
林 明子 東京薬科大学, 薬学部, 講師 (90232090)
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研究協力者 |
中西 弘樹
矢野 法子
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | リードスルー / ミエリン / 細胞接着 / リン酸化 / PKC / 神経科学 / 翻訳 / 脳・神経 |
研究成果の概要 |
末梢神経髄鞘タンパクL-MPZはP0 mRNAから読み飛ばしという特殊な機序でP0と共に産生される。また、末梢神経障害患者血液に抗L-MPZ抗体が存在する。そこで本研究ではL-MPZの産生機序と髄鞘での役割、抗体と脱髄の関連性を調べた。その結果、L-MPZ産生はP0 mRNAの配列に依存すること、L-MPZは細胞接着に働くことを明らかにした。一方、L-MPZ抗体自体は脱髄を起こさず、脱髄後の修復との関連性を調べる必要性が示された。また、L-MPZとP0の産生比率は髄鞘の接着性を変化させる可能性があるため、今後遺伝病の治療にリードスルー薬を用いるときは注意が必要であることが示された。
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