研究課題
基盤研究(C)
自閉症発症とTAO2キナーゼをコードする染色体領域(16p11.2領域)の微小欠失との関連が報告されている。そこで、自閉症および正常対照より採取した遺伝子サンプルのTAO2キナーゼに特異的な領域のリシークエンスを行い、複数のrare variantを見出した。これらのTAO2変異体をニューロンに発現するとスパイン形成が抑制された。TAO2bノックアウトマウスを作成し、海馬ニューロンの樹状突起スパインの観察を行ったところ、樹状突起スパインの形態異常がみられた。また、正常ニューロンに比べて抑制性シナプスが増加していた。更に、ノックアウトマウス文脈的恐怖記憶にも異常がみられた。
すべて 2015 2014 2013 2012 その他
すべて 雑誌論文 (8件) (うち査読あり 8件、 オープンアクセス 4件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (4件) 図書 (1件) 備考 (4件)
Nature Communications
巻: 6 号: 1 ページ: 6842-6842
10.1038/ncomms7842
NeuroImage: Clinical
巻: 8 ページ: 455-461
10.1016/j.nicl.2015.05.011
BioPsychoSocial Medicine
巻: 9 号: 1 ページ: 1-6
10.1186/s13030-015-0035-3
Sci Rep.
巻: 4 号: 1 ページ: 5155-5155
10.1038/srep05155
日本薬理学雑誌
巻: 142 号: 3 ページ: 106-111
10.1254/fpj.142.106
10031196209
Psychiatry Clin Neurosci
巻: 67(6) 号: 6 ページ: 397-404
10.1111/pcn.12069
J Affect Disord.
巻: 147(1-3) 号: 1-3 ページ: 411-5
10.1016/j.jad.2012.10.014
Translational Psychiatry
巻: 13;2 号: 11 ページ: 1-8
10.1038/tp.2012.89
http://www.igakuken.or.jp/plasticity/
http://researchmap.jp/saba_shibaru/
http://www.igakuken.or.jp/research/project/res_prj06.html